今回は、イタリアでは定番の色合わせとして知られているアズーロ・エ・マローネ（青と茶）をベースに、結婚式＆二次会の装いをご提案します。一口に青と茶と言っても濃淡や柄はさまざま。この好相性の色合わせを軸にして、バランスをしっかりと整えることも重要です。そうすれば、よりお洒落かつ上品な装いが可能になります。ただ鉄則として結婚式も二次会もキメ過ぎるのは困りもの。主役は別にいることを考慮して、あくまで控えめな大人の装いを心がけたいものです。
昨今のトレンドでもある英国調の柄を積極的に取り入れた装いです。グレンチェックウィンドーペーン柄のスーツ、ペンシルストライプのシャツ、そして大柄ペイズリーのネクタイを合わせています。モダンなペイズリー柄をVゾーンの中央に据えることで、嫌味のない華やかさを演出しています。ネクタイの色味もエンジの混ざった茶色というのがポイントです。イタリア調配色をベースにした英国風の装いといったイメージです。
スーツ ¥120,000(+tax)/Valditaro
シャツ ¥20,000(+tax)/GROSVENOR
ネクタイ ¥9,500(+tax)/SHIPS
チーフ ¥6,500(+tax)/fiorio
シューズ ¥35,000(+tax)/SHIPSMORE
こちらはソリッドスーツにミニチェックシャツ、そしてソリッドタイを合わせたアズーロ・エ・マローネです。非常にベーシックでコンサバな合わせのため、ビジネスシーンでも取り入れられますし、コーディネイトに迷った時はまずはこんな装いを心がけたいものです。ただ披露宴なので、各アイテムに程よい光沢感を意識しているのがポイントになります。それにより気品が漂い、パーティの席にもマッチします。
スーツ ¥74,000(+tax)/SHIPS
シャツ ¥20,000(+tax)/GUY ROVER
ネクタイ ¥18,000(+tax)/Nicky
チーフ ¥6,500(+tax)/fiorio
シューズ ¥35,000(+tax)/SHIPSMORE
ダブルブレストのストライプジャケット、タブカラーのシャンブレーシャツ、ペイズリープリントのネクタイを合わせたスタイルです。二次会からの参加をイメージして、柄や質感で遊び心を加えています。ベースになっているのはやはり英国調。ロンドンストライプよりも大きなストライプジャケットはインパクトがありますが、ダークトーンのため落ち着いた印象に見えます。加えて、カジュアルな印象が強いシャンブレーシャツもアズーロ・エ・マローネのコーディネイトなら決して子供っぽくはなりません。
ジャケット ¥142,000(+tax)/ernesto
シャツ ¥28,000(+tax)/Errico Formicola
ネクタイ ¥18,000(+tax)/LUIGI BORRELLI
チーフ ¥6,000(+tax)/BREUER
パンツ ¥36,000(+tax)/PT01
シューズ ¥26,000(+tax)/SHIPSMORE
地中海や地中海周辺でのリゾートスタイルを想起させるアズーロ・エ・マローネです。ふっくらとした質感のネイビージャケットに、肩掛けのストールというと少し気取った印象になりますが、青×茶がベースなら嫌味なくまとまって見えます。さらにボトムスは、変化球でホワイトパンツをセレクトして清潔感をプラス。リラックスムードと適度にクリーンさのある大人のパーティスタイルを意識しています。
ジャケット ¥142,000(+tax)/ernesto
シャツ ¥26,000(+tax)/Errico Formicola
ストール ¥24,000(+tax)/fiorio
チーフ ¥8,000(+tax)/Nicky
パンツ ¥35,000(+tax)/INCOTEX
シューズ ¥35,000(+tax)/SHIPS