加工やデザインによってさまざまな変化を見せながら唯一無二の存在感で、アクセサリーとして不動の地位を確立しているシルバーアクセサリー。ここ数年、その注目度はますます右肩上がりになってきています。流行という言葉で片付けるほど軽々しいものではなく、本格的にコレクションしている人や、仕掛人であるファッション関係者の方々を経て、その魅力が一般の方々にも浸透してきているのを感じずにはいられません。SHIPSでもさまざまなシルバーアクセサリーを展開しており、幅広い年齢層の女性にさらに気軽に手に取ってもらうべく、フェアなども開催しています。そこで今回は、実践的なスタッフスナップに加えて、SHIPSの生き字引・雨宮教夫さんによるメンテナンス講座をお届け。このページをきっかけに、誰かが一生物のシルバーアクセサリーと出会えればと思います。
SHIPSスタッフもシルバーアクセサリーに夢中!!
SHIPS 渋谷店 上田理恵さん
「今日つけているものは、時計以外すべてシルバーアクセサリーです。もともとは指にコンプレックスがあって、ゴツくて存在感のある連モノのリングをつけはじめたのをきっかけにハマりました。たくさん重ね付けするのが好きで、今ではつけてないと落ち着かなくらい(笑)。ホワイトバッファローターコイズのブレスレットが今のお気に入りです」
ニットポンチョ ¥38,000(+TAX)/08sircus
SHIPS バイヤー 高橋 恵さん
「右手につけているブレスレットやリングは特にお気に入りのシルバーアクセサリーです。左手のブレスレットはSHIPSオリジナルのもの。今シーズン、注目を集めているボリュームポンチョに合わせて、インナーはコンパクトに。パンツにはワイドタイプを選んで今年っぽいシルエットを意識しました。シルバーアクセサリーでこなれ感をプラスするのが私流です」
ニットポンチョ ¥38,000(+TAX)/TEJIDO
SHIPS 渋谷店 松永恵利子さん
「スウェード調のトップスと、太めのパンツで、あえて全体を野暮ったく見せながら、インディアンジュエリーでアクセントを投入しました。シルバーアクセサリーのこだわりはゴツ過ぎず、華奢すぎず。お洋服の色が土色っぽいなので、手元や耳元には目を引くデザインのものを、たっぷりと重ね付けしました」
トップス ¥37,000(+TAX)
パンツ ¥30,000(+TAX)/ともにbeautiful people
スニーカー ¥10,000(+TAX)/CONVERSE
SHIPS 営業部 中山良子さん
「ピアス、リング、バングルでシルバーアクセサリーを取り入れています。シンプルなデザインもいいですし、ターコイズなどが効いた存在感のあるものも好きでよくつけています。大きなターコイズがついたリングはおばあちゃんから譲ってもらったもので、この中でも一番のお気に入りです。オウムモチーフのピアスで、いつもの定番スタイリングに遊び心を覗かせて」
ガウン ¥26,000(+TAX)/THE SHINZONE for SHIPS
SHIPS プレス 野尻美穂さん
「洋服はカーキとネイビーのベーシックカラーで、大人っぽくまとめました。そこにシルバーアクセサリーを重ね付けするんですが、シルバーだけだと私の場合、コンサバな雰囲気というかキレイめになりすぎるので、時計やレザーブレスレットといった革ものを組み合わせて自分らしさを意識しました」
ニット ¥14,000(+TAX)/SHIPSMORE
スカート ¥39,000(+TAX)/beautiful people
スニーカー ¥23,000(+TAX)/AMB
ハット ¥10,000(+TAX)/grilloMORE
ブレスレット ¥18,000(+TAX)
リング(フェザー) ¥8,900(+TAX)/ともにFANTASTIC MAN
雨宮教夫さん 18歳からSHIPS(前身となる「MIURA&SONS」から勤務)に務め、販売員歴40年を誇る。
SHIPSの前身となる「MIURA&SONS」の頃から在籍している雨宮さんは、1975年からシルバーアクセサリーにハマり、愛用歴は20年以上になる。気に入ったターコイズがあるとアリゾナへ送って好きなアーティストにシルバーアクセサリーにしてもらうほどの凝りようです。そんな伝説的人物である雨宮さんに、シルバーアクセサリーの簡単なメンテナンス方法をご指南いただきました。
@それぞれに目の粗さの違うヤスリ。
A銀みがきクロス。
Bシルバーポリッシュ。
C硫酸の入っていない銀専用洗浄剤。
クロスでくすんだ面を拭き取るように磨く。「研磨剤があらかじめしみ込ませてあるクロスは、シルバーを磨くのに手っ取り早いです。基本的には表面を削っているんですが、この中で一番簡単です」
くすんだ表面が鏡のようにピカピカに。石なども気にせず、表面を磨くだけでこの輝き!
長年、使っていると硫化して黒ずんでくるシルバーアクセサリーには洗浄剤を使う。「シルバーは、硫黄と結合して黒ずんでしまうんですが、それを電気分解してもとの輝きを取り戻してくれる洗浄剤です。それは液に浸しておくだけでOK。ただし、石やダイヤなど、シルバー以外の素材が使われてるものは使えないのでご注意を。ネックレスもトップ部分はゴールドが入っているので、そこは外してチェーンだけを浸します。肌につかないように、浸す直前はピンセットを使いましょう」
クロスではちょっと磨きづらいチェーンの細部まで、液が浸透するからこんなにキレイに。
頑固な汚れには、3タイプの中で一番ハードと言う研磨剤を使う。「液状になっているので、適当な布に含ませて使います。乾いた布にそのままのせて、時間が経ってしまって真っ黒になっちゃったシルバーは、クロスや洗浄剤で輝きを取り戻すのは大変だから、そんな時は研磨剤でごしごし磨くのが◎。」
放置しておくだけでくすんだり変色してしまうシルバー。時間が経ったものは研磨剤で磨くことで購入したての時のツヤを取り戻す!
シルバーアクセサリーと切っても切れないのがターコイズなどの石。「4000番手から6000番手くらいのヤスリを使って磨いて行きます。磨く石の大きさに切って、ツヤのない方の面で磨きます。あまり目が細かいと効果が見られないので、4000?6000番手がオススメです」
キズがついたりして曇ってしまた石の表面がたちまちクリアに!
「今日紹介したアイテムはDIY雑貨とかを売っているお店で簡単に手に入りますが、もしなかったとしても重曹や塩を使って磨くことが出来ます。例えばチェーンなんかは、平たいお皿にアルミホイルで覆って、重曹ひとつまみと熱湯を注ぐとなかなかキレイになります。またお鍋をアルミホイルで覆って、塩と水を注いで火にかける。汚れにもよるけど、きれいになりますよ。研磨剤がない場合でも、歯磨き粉で代用できたりします」
※今回、ご紹介したメンテナンス方法は、コインシルバー、スターリングシルバー(※銀の含有量が92.5%、本体に925と書かれているもの)に限ります。石がついているものなどは、洗浄剤に浸すのは避け、クロス磨きをお勧めします。
SHIPSイチオシのシルバーコレクションがこちら!
2009年にレイチェル・ローレンとサチャ・スチュワート、アンナ・ザスワーニ姉妹によってスタートしたジュエリーブランド。スターリングシルバーのほか、K14イエローゴールドや宝石を使って繰り出されるシンプルでエッジの効いたデザインが人気を集めている。
※時計回りに
ブレスレット ¥46,000(+TAX)
ピアス ¥13,000(+TAX)
ピアス ¥15,000(+TAX)
ピアス ¥13,000(+TAX)
リング ¥20,000(+TAX)
リング ¥18,000(+TAX)
リング ¥18,000(+TAX)
リング ¥18,000(+TAX)/すべてLOREN STEWART
柔らかくフェミニンな輝きを放つオリジナルデザインのバングル&ブレスレット。余計な装飾は施さず、ミニマムですっきりとしたデザインがどんなスタイリングにも、都会的な輝きを添えてくれる。
バングル ¥23,000(+TAX)MORE
バングル ¥14,000(+TAX)
ブレスレット ¥13,000(+TAX)/すべてSHIPS
ぜひお近くにSHIPSへお立ち寄り下さい。 ※店舗によって取り扱いが異なります。