おしゃれは足下から!
ドレス&カジュアルソックス活用術
SHIPS MEN
パンツのロールアップやクロップド丈のパンツが常識となっている昨今、重要度が増しているのがソックスです。もはや見せるためのデザインを選ぶのは常識ですし、ソックス選びで装いの印象は大きく変わります。そんな現状を踏まえた上で、ドレススタイルとカジュアルスタイル、各々にマッチするソックス選びのポイントをご紹介したいと思います。日々使うものですので、しっかりとテーマ性を持って自分の装いにマッチするものをスマートに取り入れる。それが理想です。
主張の強いマルチボーダーのソックスは、取り入れるのが難しく感じるので敬遠する方も多いと思います。とはいえ、取り入れ方を工夫すれば悪目立ちせずに絶妙なアクセントとして機能するため断然オススメです。ポイントはウェアやシューズの同系色をうまく拾った柄をチョイスすること。そうすることでソックスだけが浮いてしまうことはなく、足下でちらりと見えた時にモダンなアクセントとして程よいインパクトを与えることができます。
ソックス 各?2','100(+TAX)/etiquette CLOTHIERS
こちらはコーデュロイパンツとスエードシューズに合わせた、暖色ベースのマルチボーダータイプ。各々の温かみのある素材感と色の主張が程よくシンクロしているため、ソックスが洒脱なアクセントとして効いています。
パンツ ?26','000(+TAX)/grown & sewn??
シューズ ?21','000(+TAX)/SHIPS??
ソックス ?2','100(+TAX)/etiquette CLOTHIERS
真冬は特にニットやマフラーなどと同様に、ソックスで温かみのある質感を強調するのもポイントになります。その際は、肉厚のふっくらしたリブ付きタイプが重宝します。特に大きなリブ付きタイプはスポーティで基本的に無地のものが多いため、合わせるのは難しくありません。ふっくらとした質感を意識すべく、あえて足下がすっきりとした美脚パンツに合わせて、ソックスのボリュームを強調するのもありです。
ビジネスシーンや結婚パーティなどで、多少かっちりとした装いをする場合、ソックスの柄で遊びを加えるなら、あまり目立ち過ぎるものは禁物です。最も重宝するのは等間隔で規則的な柄が並ぶ小紋柄。もしくはどうしてもボーダー柄を取り入れたい場合は、ネイビーなどの定番色が入った落ち着いたものを選ぶのがベターです。カジュアルとは違いスーツなどに自然に溶け込む柄があくまで理想です。
ボーダーソックス 各?2','900(+TAX)/altea
チェックソックス 各?2','900(+TAX)/altea
例えばウールのウィンドウペーンのスーツのパンツに小紋柄のソックスを合わせても、全く違和感はありません。ともに規則的に広がる柄がマッチしているため溶け込んで見えます。さらにスーツとソックスの校正色を一緒にすれば統一感も生まれるため、綺麗にまとまります。
パンツ ?40','000(+TAX)/INCOTEX
シューズ ?32','000(+TAX)/SHIPS
ソックス ?2','900(+TAX)/altea
スーツにどうしても柄ソックスは抵抗があるという方でも、柄自体が小さめの小紋柄やドット柄であれば違和感を感じずに取り入れられると思います。どうしてもダークトーンの無地は重たく地味になるため、足下を軽やかに見せるためにもちょっとした柄は取り入れたいもの。ビギナーはダークトーンの小さめの柄、ここから始めるのが得策です。