スーツに羽織ってもサマになる! “多用途”アウターカタログ
今年もアウター選びのクライマックスが到来しました。もう自分の1着を入手した人もそうでない人も、多様なトレンドに左右されず本当に重宝するアウターを改めて選んでみては? それは端的に言えば機能(保温性)と、汎用性の高いミニマルデザインを兼ね備えているもの。しかもビジネスタイムのスーツにも羽織れるものであることが好ましい。そんな視点で4タイプの秀逸アウターをチョイスしてみました。本格的な寒さが到来する前に、今一度ご確認を!
こちらはコットンでありながら打ち込み本数を増やすことで着心地の良さと保温性を高めたVENTILE(ベンタイル)ファブリック仕様のコート。英国空軍パイロットの耐水服として開発された素材ゆえ、温かく程よく軽量。しかも中綿キルトのライナーまで附属していて真冬でもストレスなく着られます。もちろんライナー単体でも、コート単体でも楽しめる3ウェイのため着こなしの幅もこの上なく広いのが魅力です。
コート 各?31','000(+TAX)/SHIPS
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保温性が高く軽量なアウターといえばもちろんダウンジャケットです。こちらは名立たるメゾンのOEMも手掛けてきたイタリアのファクトリーに生産を依頼し、SHIPSのために手掛けられたCARRARO(カラッロ)のダウンコート。最大のポイントは、スーツの上に羽織ることを想定した少し長めの着丈設定とボディに使用したロロ・ピアーナのスポーツファブリックです。ロロ・ピアーナと言えばスーツ地が有名ですが、こちらはそんな滑らかな肌触りに強度を加えた特別生地。まさにスーツに羽織ってマッチする理想的なダウンです。
コート 各?75','000(+TAX)/CARRARO for SHIPS
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英国発のラベンハムと言えば上品なキルティング加工のファブリックでおなじみですが、なかでもパイピングを施したスタイリッシュな軽量コート「DENHAM」は代表的なモデルです。こちらはその進化版として登場した「DENSTON(デンストン)」。今季お目見えしたのは通常よりも光沢を落としたポリエステル地ゆえ、落ち着きのあるイメージで仕上がっています。大きなフードは着脱も可能で、着丈はスーツのジャケットがちょうど隠れるミドル丈。ビジネスシーンでもしっかり重宝します。カラバリも豊富でシーンに合わせて選べるのも高ポイントです。
コート 各?43','000(+TAX)/LAVENHAM
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世界有数のブランドの物作りも手掛けているイタリア・パルマのファクトリーブランドValditaro(ヴァルディターロ)。SHIPSのエクスクルーシブで展開されるこのブランドからは、日本人の体型にもしっくりとマッチするチェスターコートが登場しました。極めてベーシックでありながら、ジャケットの上から羽織ってもスリーブやウエストのシェイプが綺麗に見えるという計算されたシルエット。ブークレ素材やウールヘリンボーン、ピンチェックなど、同型のファブリック違いでリリースされています。
コート 各?120','000(+TAX)/Valditaro