90’sフレーバーなアイテムたち
今のファッショントレンドを表すキーワードのひとつに「90年代テイスト」があります。じゃあ90年代のファッションとは何か? それは一言で言い表すのは難しいかもしれません。というのもヒップホップ、スケート、グランジ、パンク…その時代はさまざまなテイストのカウンターカルチャー的“ストリートファッション”が台頭した時代だったから。つまり重要なのは「これ」というスタイルではなく、ムードなんですね。そこで今回は “90sフレーバー”をキーワードに、ジャンル別にピックアップ。その時代の雰囲気を感じられるアイテムを集めてみました。
例えばアイスホッケーTやナンバリングデザインのアイテムなど、ユニフォームテイストのアイテムも90sフレーバーなアイテムのひとつ。これはいわばヒップホップカルチャーからの流れですね。アンダーグラウンドなクラブカルチャーが盛り上がっていた当時を彷彿させるスタイル。今ならこういったアイテムをあえてきれい目のパンツで着こなすのもいいかもしれませんね。
1. 脇がメッシュに切り替えられたホッケーシャツ。ジャージ素材だがモノトーンでシック。きれい目パンツとも相性がいい。
?34','000(+TAX)/Highland
2. サテン素材のウインドブレーカーは、エベッツフィールド製。リアルなベースボールのユニフォームをファッションへと落とし込んだ一着。
?30','000(+TAX)/AWAKE NY??
3. ベースボールシャツをモチーフにしたシャツ。上質な生地を使い、シルエットを洗練。ワントーンでまとめることで都会的にアップデート。
?19','000(+TAX)/THREE BLIND MICE
4. オーソドックスなデザインが逆に新鮮なアスレチックショーツ。クラシカルな素材感も今の気分。
?8','000(+TAX)/VOTE MAKE NEW CLOTHES
5. 定番のナンバリングTシャツもグラデーションにすることでデザイン性アップ。フロントには大きなアイレットが付いている。
?10','500(+TAX)/DIXTEN
6. 薄手のスウェット素材を使用したナンバリングパーカ。耳幅広めで短丈のバランスがいい。
?18','000(+TAX)/VAINL ARCHIVE
ストリートカルチャーが隆盛した90年代は、バケットハットを筆頭に、ベースボールキャップ、ジェットキャップ、ニットキャップなどかぶり物もファッションアクセサリーとしてのポジションを確立した時代。ひとつ取り入れるだけでその雰囲気が取り入れられるので、ワードローブには一点押さえておくのがオススメ。
1. 上のウインドブレーカーと同配色でデザインしたベースボールキャップ。もちろんこちらもエベッツフィールド社製。バックはレザーベルト。
?7','500(+TAX)/AWAKE NY??
2. 浅めのキャンプキャップは今季も人気。花柄ならさらにモダンなアプローチ。
?15','000(+TAX)/Larose Paris×SHIPS JET BLUE??
3. 今季再注目のバケットハット。トップにはドローコードが仕込まれていて絞ることがでる。
?4','700(+TAX)/UMPIRE??
4. ヘアバンドという選択もオススメ。柔らかなワッフル素材で使い心地がいい。
?3','000(+TAX)/SHIPS JET BLUE??
5. ヘアバンドと同素材のニットキャップ。シンプルなロゴデザインが90s的。
?3','500(+TAX)/SHIPS JET BLUE??
ランニングシューズやキャンバススニーカー、テニスシューズなど、一大スニーカートレンドがやってきたのもこの時代。ここ数シーズンはレザーシューズが主流でしたが、昨シーズンあたりからスニーカーがじわじわと人気復活。今季はメインストリームとなっています。タイプ別に揃えておくのもいいですね。
1. <AIRWALK>が送り出した傑作「ジムテニス」。テニスボールの生地をアッパーに採用。人気再燃中だ。?11','000(+TAX)/AIRWALK
2. トラック上で最も軽量かつ最も優れたクッション性を提供するシューズとして、1972年に初めて登場したビル・バウワーマンの最初の最高傑作「コルテッツ」。この大胆な色合わせがポイント。
?6','800(+TAX)/NIKE
2. 1990年代のランニングシューズをベースにして製作された「トルションアレグラ」を、ニューヨークで活躍するデザイナー、マーク・マクナイリー氏とデザイナー倉石一樹氏が手がける〈84 lab〉が別注。?20','000(+TAX)/adidas
4. 今話題のブランド〈EYTYS〉。シンプルなデザインに厚いソールが特徴的。アッパーはスエード。?29','000(+TAX)/EYTYS