結婚披露宴?二次会までパーティの服選び術教えます!
?カジュアルウェディング編?
真夏の結婚式は、屋外でのパーティ形式やカフェレストランなどを貸し切ったカジュアルウェディングが多くなる傾向があります。そんな時にどんな装いで行けばよいのか? 礼服を着れば問題のないベーシックな披露宴とは異なり、逆に頭を悩ませる人も多いはずです。今回も銀座店スタッフの田口が、そんな時の装いのヒントを指南します。ポイントは色と柄の使い方にあります!
例えばベイエリアの太陽光が注ぎ込むレストランや海外のリゾートホテルなど、夏のカジュアルウェディングは開放感のある空間で行われます。その際、ダークスーツ、タキシードといったドレスコードがない限り、基本的には“ジャケパン”などの自由な装いで問題はありません。逆に礼服をガチガチに着込んでしまってはその場で浮いてしまうことに。今回は、夏という季節感に重きを置きつつ、見た目にも開放感のある装いを提案します。
まずポイントの色味として、ベージュやカーキ、ライトブラウンといった土色系の配色やエスニックカラーを取り入れます。メインとなるアンコンジャケット、ベルトや靴などの小物だと取り入れやすいはず。これはトレンドも加味しつつ、落ち着いた印象を作り出すためです。
そこにホワイトやサックスブルーといったクリーンな定番色も必ず入れるように心掛けます。パンツやシャツが無難です。
パーティならではの遊び心として、若干派手な柄をどこかに入れます。 ネクタイやチーフなら簡単です。エスニックなウエアの発色には、派手な柄がスパイシーな要素として映えます。
ウエアの素材はリネンやジャージー素材、シアサッカーなど清涼感のあるものがマスト。素材で重たさを出さないようにします。
ウエストコートやチェンジポケットのあるジャケットなど、英国的な要素を入れてカジュアルな中にも格式を出します。
ジャケット ?75','000(+TAX)/MAN 1924
ベスト ?35','000(+TAX)/MAN 1924
シャツ ?23','000(+TAX)/Errico Formicola
パンツ ?32','000(+TAX)/INCOTEX
ベルト?13','000(+TAX)/Dino Mattia
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シューズ ?24','000(+TAX)/ARTIOS
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ネクタイ ?14','000(+TAX)/BREUER
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チーフ ?6','000(+TAX)/fiorio
柄を入れるならネクタイが理想的。Vゾーンでしっかりと主張する剣幅のあるものを選ぶと良いでしょう。清涼感や軽さを出すなら、ニットタイがベターです。
足元に軽さを出すならローファーを。タッセル付きなら上品度もアップします。こちらはシャープなフォルムが美しいイタリアメイド。
会場にオープンテラスがあり外に出てジャケットを脱いだ場合、もしくは式自体が屋外の場合、ウエストコートが重宝します。そもそも礼装の際にジャケットの中に着るウエストコートは格式がありますし、モダンなシャツとの合わせにより軽快で清涼感のある装いが演出できます。配色バランスはジャケットを 着た場合と同様にしつつ、首元にストールでボリュームを加えるなど、ポイントを作ればさらにモダンに見えます。
ジャケット同様、ウエストコートも土色系やエスニックカラーを選び落ち着いた雰囲気を出します。
スパイシーな要素となる派手な柄は、チーフなどで効果的に加えます。
トップスにボリュームが無くなるため、首元にストールを施すなどの工夫をすると、よりエレガントに見えます。
ウエストコート ?35','000(+TAX)/MAN 1924
シャツ ?23','000(+TAX)/Errico Formicola
パンツ 32','000(+TAX)/INCOTEX
ベルト ?13','000(+TAX)/Dino Mattia
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ストール ?10','000(+TAX)/ARIANNA
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チーフ ?7','000(+TAX)/Nicky
アスコットタイのように、リネンのストールを首元に加えてボリュームアップ。もちろん主張の強い総柄のストールで遊び心を加えるのもありです。