結婚披露宴〜二次会までパーティの服選び術教えます!
〜親戚の結婚式・準礼装とその応用編〜
結婚式の招待状が届き、「おめでたい!」と思うとともに「何を着て行こう…」と考え込んでしまう方も多いと思います。最近は、ブラックスーツに白のネクタイという日本的な正装も少なくなり、皆さんかなりお洒落。とはいえ、大事なのは主賓の職業や会場の雰囲気に合わせることです。今回は、親戚の結婚披露宴に呼ばれたことを想定してみました。着こなしを伝授するのは、この道35年の銀座店ショップスタッフの田口です。
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日本では結婚式以外に正式なパーティが少ないため、礼装と言われても何が正しいのかよくわからないですよね。欧米では厳密なルールがあり、昼間の礼装はモーニングコート、夜の礼装はタキシードとなります。また、招待状にホワイトタイと指定があった場合はモーニングコート、ブラックタイとあればタキシードになります。 そこまでの礼装を求められていない場合は、昼ならばディレクターズスーツが最適。ブラックスーツよりもワンランク上の装いとなります。基本は黒のジャケットに、白かグレーのベスト、ボトムはグレーのストライプというスタイル。トレンドが目まぐるしく変わるものではないので、ひとつあれば長く愛用頂けます。
レギュラーカラーのシャツでも問題ありませんが、今回はウィングカラーのものをセレクトしました。ネクタイもシルバーグレーを基調にネイビーのラインが入ったものを選んでいます。ベストは千鳥格子と、すべてベーシックなアイテムでルールを守っています。足もとはエナメルのスリッポンを合わせて、パーティ感をプラスしました。 最近は若い方でも、ルールに則ったフォーマルを求めるお客様が増えています。これを機会にひとつ揃えてみてはいかがでしょう。
ジャケット ¥65,000(+TAX)/SHIPS
ベスト ¥19,000(+TAX)/SHIPS ??
シャツ ¥18,000(+TAX)/SHIPS
パンツ ¥24,000(+TAX)/SHIPS
ソックス ¥1,800(+TAX)/SHIPS ??
シューズ ¥60,000(+TAX)/CROCKETT & JONES
ネクタイ ¥9,500(+TAX)/SHIPS ??
チーフ ¥4,500(+TAX)/fiorio ??
ベルト ¥10,000(+TAX)/SHIPS ??
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年に何度も呼ばれるわけでもない結婚式のために、ディレクターズスーツを新調するなんてもったいない。そんなアナタのために、着回し術をご提案。先ほどのウィングカラーのシャツと、ブラックのジャケットを使えばパーティな装いが完成します。
ポイントはパンツを明るめにして、ラフな雰囲気を出すこと。デニムと合わせても問題ありません。このジャケットとシャツさえあれば、たとえ着崩してもワンランク上の雰囲気が生まれます。ネクタイをバタフライに変更して華やかさを演出。さらに赤いカーディガンを挿し色として使うことで、カジュアルさとともに上品さがアップします。 足もとは裸足にタッセルローファーでカジュアルに。この装いなら、クルーズパーティなどにも最適です。
ジャケット ¥65,000(+TAX)/SHIPS
カーディガン ¥13,000(+TAX)/SHIPS ??
シャツ ¥18,000(+TAX)/SHIPS
パンツ ¥12,000(+TAX)/SHIPS ??
シューズ ¥24,000(+TAX)/ARTIOS ??
ボウタイ ¥6,500(+TAX)/Southwick
チーフ ¥4,500(+TAX)fiorio ??
ベルト ¥10,000(+TAX)/SHIPS ??