Holubar for SHIPS
映画『ディア ハンター』のマウンテンパーカが奇跡の復刻
1978年に公開された映画『ディア ハンター』は、ベトナム戦争に翻弄される若者を描いた名作として知られている。その反響は、映画のストーリー性だけでなく、アメカジが本格上陸した70年代後半の日本において、ファッションの面でも大きく注目されることになった。なかでも、ロバート・デ・ニーロが着たマウンテンパーカは、アメカジ=ヘビーデューティの象徴として長く語り継がれることに。しかし、その一方でそのジャケットがどこのブランドのものかという議論は答えが出ないままであった。その論争がついに決着! SHIPSがそんな歴史的なジャケットを復刻することになった。
アウトドア界の権威であるブルース・ジョンソン氏に検証を依頼したところ、映画で使用されていたマウンテンパーカは、Holubar(ホルバー)社が1976-1977年に製造した「YOSEMITE PARKA(ヨセミテ パーカ)」であることが判明。
今回、SHIPSではジョンソン氏の検証をもとに、Holubar(ホルバー)のライセンスを持つFritz社と復刻制作に着手し、当時のディテールを再現。歴史的な一着は、現代においても通用する、オーセンティックで着こなしやすいジャケットであることを証明した。
- 休日になれば鹿狩りを楽しんでいた平凡な3人の仲間たち。その際にロバート・デ・ニーロが着用していたのが、Holubar(ホルバー)社のジャケット。映画のストーリーでは、その後彼らはベトナム戦争に徴収されてしまう。帰還後も戦争の後遺症に悩まされ、狂気の世界へと導かれていく。
生地にはイタリアはリモンタ社によるコットンを使用。マチを大きく取ったフラップ付きの大型ポケットは、70年代後半のマウンテンパーカを象徴するディテールといえる。また、地図を収納するために設けられた背面のマップポケットなど、細部まで丁寧に再現している。
オーセンティックなアメカジスタイルで着こなしたい、大人のマウンテンパーカ。休日から旅まで、一枚あると3シーズン通じて使うことができ何かと重宝する。
ニット ¥38','000(+TAX)/Drumohr
シャツ ¥20','000(+TAX)/Engineered Garments