今季おさえておきたい 旬のインナーダウン活用術 初級?上級編

1977年に創業したイギリスのアウトドアブランドSnugpakにSHIPS企画として特別に生産を依頼。「SHIPS Manufacturing By Snugpak」として、インナーに最適なベストを作り込みました。表地はイギリスのファブリックメーカー「ムーン」社の上品なツイードキルティング、裏地はスナグパック社ならではのパーテックス ライトを使用しています。そんな二面性を兼ね備えたリバーシブルベストをインナーに活用すれば、重ね着のバリエーションも広がります。さらにサーモアの中綿を使用しているので保温性の高さもお墨付きです。

ベスト18','000（＋TAX）／SHIPS Manufacturing By Snugpak

チェスターフィールドコートにスウェットパンツという都会的かつリラックス感のある装い。インナーベストをコートの下に合わせるのは最も簡単で、効果的な方法です。ベストは保温性がありつつもボリュームを抑え、コートのシルエットを崩さずに合わせられるのがポイント。ちらりと覗くツイードの味のある質感も装いに深みをもたらしてくれます。

コート?28','000（＋TAX）／SHIPS   
ベスト18','000（＋TAX）／SHIPS Manufacturing By Snugpak   
シャツ?21','000（＋TAX）／GUY ROVER   
パンツ?18','000（＋TAX）／TELLASON   
シューズ?14','000（＋TAX）／SHIPS   

イタリアのアンコナで1978年に設立された「ラルディーニ」は、スーツやジャケットのみならず、美しいフォルムのベストにも定評があります。今季お目見えしたのは、様々なコーディネートに活用できる薄手のキルティングベストです。同ブランドの高いテーラーリング技術は、心地よいフィットを作り出しますが、このベストもしかり。ジャケットのレイヤードに最適な色気のある１着です。フロントのトップボタンには、おなじみの花のブートニエールが附属します。

ベスト?38','000（＋TAX）／LARDINI

ウールのチェックジャケットを使った、温かみのあるジャケパンスタイル。ここにニットにマフラーという定番の合わせではなく、タートルネックニットにモダンなベストをレイヤードする。これからの季節の新たな重ね着のカタチです。ベストのボルドーの発色はトレンドでもあり、効果的なアクセントにもなってくれます。

ジャケット?140','000（＋TAX）／ernesto
ベスト?38','000（＋TAX）／LARDINI
ニット?35','000（＋TAX）／Drumohr   
パンツ?34','000（＋TAX）／PT01
シューズ?19','000（＋TAX）／SHIPS   
メガネ￥22','000（＋TAX）／SHIPS

「MAN 1924」はスペイン生まれの実力派テーラリングブランドです。興味深いポイントは、英国の伝統的な素材使い、シルエットやディテールなどを踏襲し、それを現代的にアップデートさせた物作りを追求しているところにあります。ジャケットが代表的ですが、こちらの中綿入りのナイロンベストもまた、モダンでいて軽い着心地と保温性を兼ね備えた逸品です。ネイビーの意匠は、まさに英国的な品格を漂わせています。ゆえに、少し難易度の高いスーツに合わせてもしっくりとマッチしてくれるのです。

ベスト?35','000（＋TAX）／MAN 1924

今年らしいグレーのウィンドウペーン柄のスーツ。言わずもがな英国的な佇まいを見せる装いですが、こちらのようにショルダーやウエストラインがナチュラルなシルエットを描く現代的な１着なら、インナーダウンも活用が可能です。「MAN 1924」の洗練されたフォルムは違和感なくフィットし、ネイビーの発色もモダンなスパイスとして機能します。

スーツ?134','000（＋TAX）／LARDINI
ベスト?35','000（＋TAX）／MAN 1924
シャツ?13','000（＋TAX）／SHIPS
ネクタイ?17','000（＋TAX）／LUIGI BORRELLI   
シューズ?32','000（＋TAX）／SHIPS