coming soon!! SHIPS×sabaeのコラボアイウエア
日本が世界に誇るアイウエアの生産地、福井県鯖江市のメーカーとSHIPSがオリジナルアイウエア開発に着手! そのきっかけをつくったのは、男性ファッション誌『MEN’S CLUB』だった。発売直前、SHIPS MAGが入手した採れたて情報を一足お先にお届け。
6月のデビューに向けて、着々と準備が進められているSHIPS初のオリジナルアイウエア。今後、レギュラーアイテムとして定番化していく予定もあり、妥協のないものづくりがおこなわれている。製作を担当しているのは、大手メゾンブランドのアイウエアを数多く手がける福井県鯖江市のメーカー。その技術力の高さは世界的に認知されており、いまや日本製のフレームを約9割の生産のシェアを誇る。その多くは高級品として出荷されており、世界中のセレブに愛用されている。
選ばれた者にだけ与えられる“sabae”の称号
今回、SHIPSが鯖江のメーカーと組むきっかけとなったのは、男性ファッション誌『MEN’S CLUB』の呼びかけによるものであった。同誌では鯖江市と共同で定期的に「sabaeサングラス・デザインコンペティション」というイベントを開催している。これは、鯖江市にある各アイウエアメーカーに対し、20〜49歳の男性向けのサングラスおよびファッショングラスの作品を募集し、審査会で選ばれたものに“sabae”の称号を与えるというもの。そこには、高い技術力を誇る鯖江メーカーの更なる発展のため、これまで弱点だった企画開発力やファッション感性を向上させていこうという狙いがある。
SHIPSオリジナルアイウエアづくりにおいては、SHIPSがトレンドセミナーをおこなったうえでデザインコンペを開催。同コンペで“sabae”の称号を得た認定企業の中からさらに厳選した審査を行い、協業開発メーカー3社を選定した。そこから、オリジナル3型、別注1型の計4型を製作することが決定している。
オリジナル3型、別注1型のデザインが決定!
詳しい商品説明に関しては次号の『SHIPS MAG vol.5』でお伝えするが、ここまで読んで頂いた読者のために先行情報をいくつか発表しよう。まずはフォルムについて。オリジナルの3型は、ウエリントン型、ブロー型、クリップオンサングラスとなった。そして、SHIPSのコーポレートカラーである、ネイビーカラーで色別注をおこなった。素材やディテールに対し、妥協なくこだわっているので是非期待して欲しい。そして、もう1型は、鯖江を代表するメーカーであるマコト眼鏡の「歩」(AYUMI)ブランドからファーストモデルをフィーチャー。日本人の顔にフィットする、すっきりとしたセルフレームだけに幅広い層に受け入れられそうだ。
今回、オリジナルアイウエアの開発を担当したSHIPSカジュアルバイヤーの篠原さんは、「ファッションとアイウエアの関係性が密になるなかで、いつかオリジナルのフレームをつくりたいと思っていました。そのいいチャンスを頂けたので、しっかりものづくりをしていきたいですね。納得したものをお届けできるよう、素材や色、細かなディテールに対して徹底的にこだわっているので、楽しみに待っていてください!」と語った。
型抜きなど、機械化されている工程はあるものの、ほとんどが手作業で生み出される鯖江のアイウエア。コンマ単位での調整がフィット感を左右するため、製造には職人の技が必要不可欠なのだ。