冬に活躍する実用的な靴
季節に応じてスーツやウエアを衣替えするのは、もはや当たり前の話。冬に求めるのはあたたかみのある保温性に優れた素材や機能を持つアウター類。それと同じように靴にもその時期ならではの特徴を持ち、あらゆるシーンに対応する、持っていて重宝する靴があるんです。冬を代表する素材使いや機能的なソールを取り入れたものなど多種多様。そんな冬のシーンに合う靴をいくつか紹介させて頂きます。
アルフレッド サージェントのスエードチャッカ
1899年、世界のトップクラスの有名靴ブランドが立ち並ぶイギリス靴の聖地、ノーザンプトンに創業されたアルフレッド サージェント。毛足の短い上質なスエード素材をアッパーに取り入れ、オリーブ、ネイビー、ブラック、ブラウン、ベージュの5色展開。冬深まるこの季節にぴったりな深いオリーブやネイビーは特におすすめです。アウトソールにはイギリスのソールメーカーを代表するダイナイト社のラバーソールを採用し、町履きとして天候にも気を使うことなく使える実用性。そして一見するとレザーソール同様のエレガンスさも持ち合わせており、ロングノーズの美しいアッパーのシルエットが、シャープかつ都会的なコーディネートを可能としてくます。
チャッカブーツ￥39','900／Alfred Sargent
シップスのウールチャッカ
イタリアのシューファクトリーで生産されるオリジナルのウールツイードチャッカ。トラディショナルな雰囲気を持つグレンチェック柄が、冬のスタイリングに最適なアイテムです。使用している素材、製法までをすべてイタリアで行うというこだわりで、イギリス靴に見られるボリュームのあるブーツを意識しながらもイタリアらしい靴作りが特徴。アウトソールには、クッション性と軽さを重視したビブラム社のソールを採用して見た目からは想像も付かないほどに軽く、片足約290gと一般的なスニーカーよりも軽い履き心地は驚きの一足です。
チャッカブーツ￥18','900／SHIPS MADE IN ITALY
クロケット & ジョーンズのコンビネーションブーツ
カントリーとエレガンスがミックスされたトレンド性の高いクロケット＆ジョーンズのモデル“ケズウィック”。
履き口とアッパー部分が切り返しになっており、カントリーブーツをベースとしながらもスコッチ・グレインレザーとスエードの切り替えで上品にアップデートされたコンビネーションブーツ。また本来の英国的なカントリーブーツと比べて、すっきりとしたフォルムで現代的なブリティッシュスタイルを提案。そしてアウトソールには、こちらもラバーソールの代表格ダイナイトソールを採用し実用性に優れたモデルとなっています。コバのハリも抑えられ、カジュアルからドレスまで幅広く合わせられる汎用性も魅力です。
レースアップブーツ￥75','600／CROCKETT & JONES