パパがぐっときたキッズアイテム
ママ目線の子ども服選びって意外とありますが、パパ目線の子ども服選びって意外とありませんよね?そこで今回は雑誌やCM、タレントのスタイリングに活躍中の大御所スタイリスト古田ひろひこ氏に自身の子ども服選びのポイントを伺ってみました。古田氏も現在3歳になる1児のパパ。そんなパパ目線のキッズアイテム達をセレクトしてもらいました。
子ども服選びに関して云うならばウチの家庭では意外とママの方がオーセンティックなものを選ぶのかも知れないな。ボクは基本的に大人の“ちっちゃい版”が多いかも。大人が着ている洋服のダウンサイジングなものを選ぶようにしていますね。テーマは“オジさん”っぽくなるようにコーディネートを組み合わせてみて楽しんでいます。洋服という点では男の子の洋服より女の子の服の方が楽しいんだろうな、と最近思うんですよ。たまたま最近CMの仕事で小さい女の子のスタイリングとかさせてもらっているんですけど、女の子はアイテムが無数にあってセレクトするのが楽しい。男の子の洋服は女の子ほど形やデザインのバリエーションがないと思うんですよね。意外と男の子はベーシックなアイテムが多い印象を受けます。
最近は大人のブランドとかもキッズサイズで展開があるのでそういうのをよく買ったり着ていたりとかしていますよ。しかも親子お揃いで。夫婦間のペアルックは少々マズいけど親子間のペアルックは全然ありでしょ。笑 このオリジナルのベストいいね、リバーシブルだしユニセックスでしょ?子どもって汗かきだから遊んだ後にこういうのが一着あると凄く良いんだよね、体も冷えないしさ。ベストって子どものアイテムとしてはマストアイテムだよね。
秋の着こなしで欠かせないアイテム、フリースベスト。
裏地にナイロンが貼ってありリバーシブルで着こなしを
楽しめるのもポイント。これからの季節はチェックのネ
ルシャツやフードパーカに合わせてアメカジテイスト
のコーディネートを楽しみたい。ボトムスにはジーンズ
やスウェットパンツなんか組み合わせるのも気分です。
リバーシブルベスト(80・90cm)¥9','975、
(100〜130cm)¥10','500、
(145・160cm)¥11','550/SHIPS
定番アイテム、ラコステのポロシャツ。これからのシー
ズンはインナーにロンTなんかを着て重ね着テイストを
楽しんでみるのもいいかも。もちろん親子でお揃いなコ
ーディネートはおススメです。ラコステならではの正統
派なアイテムはデニムやショーツとの相性がバッチリ。
ポロシャツ(95〜120cm)¥4','830/LACOSTE
オーセンティックなアイテムなんだけどでよく見ると細
部にまでこだわりを感じられるパーカ。センス溢れる
ディテールに大人顔負けですね。この絶妙な霜降りボデ
ィーやジップなんかはUNIVERSAL社のスライダーが付
いているんです。ボーイズ、ガールズどちらでも着れる
のでこれからマストな一着ですね。
ジップアップパーカ
(100〜130cm)¥10','500、
(145・160cm)¥11','550/house of blanks
古田ひろひこ スタイリスト
1966年 愛知県生まれ岐阜県育ち
1989年 楠岡賢一氏に仕えた後、祐真朋樹氏に師事
1991年 独立しフリーランス
1994年 Hustle所属
1998年 夏 映画製作を始める
2000年 春 ファッションレーベル「unSeaky」を始める
2001年 有限会社チェルシーフィルムズ設立
2006年 2月 チェルシーフィルムズにスタイリスト部門が加わり一本化
2007年 インターネットマガジン「CHELMAG」を始める