SHIPS KIDS
JOURNAL
食べ物をこぼしたり、公園で遊んだり、
スポーツで泥まみれになったり。
元気いっぱいのボーイの服を洗濯するのは
とっても大変。
手間と愛情をたっぷり注いでも
なかなか落ちないその汚れ、どうしたらいい?
SHIPSママ&パパの悩みや疑問は、
プロのテクニックで解決しましょう。
もちろん、おてんばなガールのためにも!
Updated 2023.01.18
東京都目黒区ユニクリーニング代表。オフィスうにぞう代表。しみ抜きの流派「不入流」に入門し、師聖の位を得るマイスター。現場重視のセミナーや講習会には全国各地から同業者が慕って集まる。しみ抜き洗濯芸人としてメディア出演も多数!
白井美和さん
( SHIPS KIDS 新宿店 )
とくに冬は寒いから、服の水分が蒸発しにくい。だから乾きにくい。でも、暖かいからすぐに乾くわけじゃなくて、大切なのは湿気を逃がすこと。空気が滞留していると、干している服から蒸発した水分がずっと溜まってしまう。それが空気中の汚れを吸ってしまって、生乾きの一因にもなるんです。外干しでも室内干しでも、とにかく風を当てて服を動かしてあげると、服に残った湿気がどんどん出てきますよ。
清水雅弘さん
( SHIPS KIDS バイヤー )
シミを落とすとは、薬品で柔らかくしたり、分解したりして動かすこと。なるべく早く、遅くとも一週間以内で処置してあげてください。外食中に付着したシミは、広げてややこしくするくらいなら、水で叩いて動かす程度でいい。ちなみに飲食店のおしぼりは塩素で漂白して殺菌されたものだから、服の色が抜けたり、汚れに反応しちゃうこともあるので注意! あとは乾いてカリカリした物理的な汚れは早めに取っておきましょう。洗剤は自宅にあるもので簡単に作れる「うにぞうスペシャル」を伝授します!
関美恵さん
( 販売促進課 )
芳香剤を使っても、いい香りがするのは最初だけじゃありませんか?あれは匂いがなくなったんじゃなく、慣れてしまっただけ。出歩くと、外では自分が芳香剤になってるんです。その匂い、好きじゃないとストレスで頭痛を引き起こすことも! そうなると「香害」ですよね。嗅覚を発達させている大切な時期の子どもが強い匂いに囲まれて育つと、刺激が強すぎて鼻の装置が鈍ってしまうんです。ドラッグストアではあまり売っていませんが、子どものためにも必ず無香料を探してください。
清水雅弘さん
( SHIPS KIDS バイヤー )
ネットはたくさん使って下さい!例えばセーターやブラウスとかとボトムスを一緒に洗濯機で洗うと、袖が絡まって傷んでしまう。ネットは繊細な服を保護してくれるし、色移りも防いでくれることも。あとは面ファスナー付きのジャケットや、飾りつのついたTシャツなど、扱いにくい服自体をネットに入れてもOK。基本は1アイテム1ネット。複数入れる場合は同じ属性(色とか形とか)のものをまとめて、1つずつの重さを合わせてあげてください。ネットは100均などでも買えますが、厚手のタイプがおすすめです。
村松千恵子さん
( SHIPS WOMEN プレス )
泥って細かい岩のようなものがいっぱい含まれていて、それが靴下の裏とか、擦れた繊維の奥に入り込んでしまうから汚れがとれにくい。つまり不溶性のものや赤土みたいな色素が厄介で、それを掻き出したり分解する作業って、なかなか手間がかかるんです。靴下みたいな消耗品は、ある程度の諦めは必要ですが、大事なサッカーや野球のユニフォームとかには研磨剤が有効。こびりついた汚れを柔らかくしてくれます。あとはとにかく「すすぎ」をしっかりして、服に原因を残さないこと!
UNICLEANING 中町店
住所 : 東京都目黒区中町1丁目37-10
TEL : 03-3792-7707
営業時間 : 9:00〜19:00
定休日 : 木