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地域との連携で実現するサステナビリティ!シップスが作る下田LSCのパトロールユニフォーム

2023.07.07(金)

企業としての取り組み

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シップスは、特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブ(以下「下田LSC」)のパトロールユニフォームをサステナビリティを重視した素材「UpDRIFT®」で製作しました。この素材は、「下田市海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」の取り組みによって得られた資源を活用しています。

下田LSCは、1978年から下田の水辺の事故ゼロを目指す活動を続けているライフセービングクラブであり、水辺の安全・啓蒙活動とビーチクリーン活動に取り組んでいます。株式会社シップスは、28年にわたり実施してきた「SHIPS SAFE & CLEAN CAMPAIGN」を通じて、海水浴客が自主的に参加しやすいビーチクリーン活動を展開してきました。また、昨年から下田市と豊島株式会社の協力により展開している「下田市海浜回収ペットボトルアップサイクルプロジェクト」では、海洋ペットボトルの回収と再利用に取り組んでいます。

今回、この取り組みで集められた素材を用いたUpDRIFT®素材で下田LSCのパトロールユニフォームを製作したことにより、遊泳客の皆様にご協力いただいたビーチクリーン活動が、実際のライフセービング活動に繋がることが実現できました。そして、ご自身が拾ったペットボトルが再利用され、サステナビリティを重視したユニフォームになり、海洋環境の保護と安全確保に貢献している様子を目の前で体験していただけます。

このような流れを通じて、皆様のご協力が実際の活動にどのようにつながり、海洋環境の保護や地域の安全をサポートしているかを具体的にご理解いただけます。ご参加いただいた皆様のお力添えは、持続可能な未来の実現に向けた大きな貢献となっています。
この取り組みは海洋プラスチック問題の解決と地域コミュニティのサポートに貢献するものです。

株式会社シップスは、環境保護活動に積極的に参加し、サステナビリティに対する取り組みを重要視しています。今回の協力プロジェクトでは、下田LSC、下田市、豊島株式会社と連携し、海洋プラスチック問題の解決と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行いました。

今後も持続可能な社会への貢献を目指し、環境に配慮した取り組みを進めていきます。

●目標SDGs達成項目

〈特定非営利活動法人下田ライフセービングクラブについて〉

1978年より下田の水辺の事故ゼロを目指す活動を続けているライフセービングクラブ。44年間水辺の安全・啓蒙活動とビーチクリーン活動を続けています。下田では、1978年にビーチでのゴミ拾いから始まりました。これまで、「女性メンバーの参加、ジュニアプログラムの立ち上げ、世界大会の国内初開催、企業とのパートナーシップ、姉妹クラブとの国際交流、クラブの法人化」と、日本におけるライフセービングの歴史とともに活動を進めてきました。下田ライフセービングクラブは、「Safe & Clean −人のつながりを大切に−」をテーマに、水辺の事故ゼロを目指しつつ、人にも地球にも優しい取り組みをしていきます。 https://www.shimoda-lifesaving.com/

【UpDRIFT®】とは

『UpDRIFT®』は海岸等で回収したペットボトル等を繊維の原料として資源化し、環境負荷の低い新しい製品として蘇らせるプロジェクトです。原料となるペットボトルは、地域活動団体や地方自治体、企業等と連携して行うクリーンアップ活動「Green and Blue Challeng®(グリーン アンド ブルー チャレンジ)」を通して回収し、分別や洗浄を行ってから資源化・製品化しています。 https://updrift.jp/

【ONE SHIPS ACTION】とは

SHIPSがSDGsの達成を考えたCSR活動とサステナブルな取り組みを推進していくためのアクション。今そして今後もできることをSHIPSとして、またSHIPSスタッフ有志としてさまざまな活動を行っていくことを目的とします。様々なアクションの中で持続可能な未来を築いていくために少しのいいことを継続していきます。

SHIPSは、今後もサステナビリティ活動の一環として、限りある資源を有効に活用し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。

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